2017年 05月 17日
内障子のこと
大泉寺の家は建具に工夫がいくつかあります。
その一つが、内障子。
内障子は開閉した時に部屋の雰囲気を大きく変えます。
それでいて、外の光を柔らかく調整し、今まで見えていた外の景色を白く閉ざす。
内なる世界にすることで、内部にいる人に安心感を与えます。
今回はその内障子にさらに、『風』の要素が加わりました。
障子紙の代わりに、カーテン生地のような布(正確には紙で織ったものです)を貼っています。
貼るというより挟み込むといったほうが正確ですね。
組子の大きさや割り付けで雰囲気も大きく変わりますね。