2016年 07月 28日
介護保険を使った住宅改修に思う
介護保険を使った住宅改修はその方に対しての介護を補助す仕組みです。
保険は使わなければダメ、というものではなく、本人負担の範囲内であれば、申請して手続して、との事務作業が必要なく住宅改修が行えます。
ではその範囲とは、となるのですが、現状だと、20万円を超えるもので、本人負担はそのうち1割。
つまり、2万円の工事費内であれば、保険を使わなくても同じこととなります。
ではこの金額の範囲内で、有効な手摺等がつけられるのか?
現状では、なかなか難しいと思います。
ですが、工夫のしかたで、こういったところも変わります。
どこもかしこも手摺をつければいい訳ではなく、必要な場所は、意外に限られてきます。
そこにちゃんとつくのかどうか、それは建築的な状態を見なければ分かりません。
検討して、効果的な所に必要な分だけ。
そうやれば、案外コストはかからないものだと思います。
ちゃんと見る事。
これがこういったところでも大事になってきます。