2015年 07月 28日
瀬戸の家 基礎配筋検査
検査の項目は、指定通りの鉄筋径が使われているか。ピッチは指示通りか。鉄筋のかぶり厚が確保できているか。
基礎の位置が間違っていないか。重ね継手の長さが確保できているか。補強筋は適正に入っているか。寸法通りになっているか。
など、細かな個所もチェックされます。
間違っている場合ですと、何となく違和感を感じます。
違和感がない場合は、まずは全体的に納まっていることが多い。ですので、細かな細部をチェックしていくという流れになります。
①基礎立ち上がり、トップ筋の定着長さの不備。
鉄筋は40dの重ね長さが必要です。
dは鉄筋の径。鉄筋が13φですと13×40=520mmとなります。今回その指摘箇所は490と30不足。ですので、新たにL型に曲げた鉄筋を入れました。
②立ち上がり部分の高さの違う箇所の補強。
立ち上がり部分は強度の伝わり方に違いがあり、そこには応力がかかりやすいです。ですので、こういった箇所は補強筋を入れることで対処できます。
すぐにこういった箇所を直し、指摘箇所を修繕しました。
明日からは生コンうちです。