2008年 12月 10日
『真弓:まゆみ』いい名前です
こういった名前の樹木なんです。
錦木(にしきぎ)科。
・学名 Euonymus sieboldianus
Euonymus : ニシキギ属
昔、この木で弓を作ったので「真弓」に
なった。
真弓の樹質は硬いが、柔軟性がある。
・ピンク色の実が割れてオレンジ色の
種子が出てくる。この様子がとても美しい。
・「檀」とも書く。
・材でこけしや将棋の駒をつくる。
・春、この若葉を菜飯(なめし)として
食べるとおいしいらしい。
なるほど。幹にたわわに花が付いており、グニャーと曲がっています。
初めてみました。よく見るとかわいらしい花です。
この時期に咲くなんて、何と可憐な。
名前の由来も、わかり、納得です。
「白檀弓(しらまゆみ) いま春山に
行く雲の 逝きや別れむ
恋しきものを」 万葉集
高座山にて撮影。
ニシキギと似ていると思っていたら同じ仲間ですね。
マユミの実は大好きなのに、ピントが合わなくていつもピンボケ写真ばかりです。
この木すごく実付きがいいですね。
こちらはもうハタハタ漁も一段落し、白い雪を待つばかりとなりました。
写真の真弓は昨年は花がつかなかったそうです。
今年はその分、たわわに花が付きました。
付き過ぎで来年が心配なんだとか。(笑
ハタハタ旬ですね。これからは何でしょうか?おいしいもの期待です。