2017年 03月 29日
将来工事の事
予定していた工事が将来工事となることもありますね。
空調機取り付けといった事もその一つ。
押沢台の家でも同様に将来工事となったエアコンの取り付けが行われました。
土壁の柔らかい印象の壁、実際は強くしっかりしているのですが、コンプレッサーやファンによる振動には土壁自体というより、土壁と木との取り合いで隙間があいてきます。
下地があってしっかりと貫といった構造体にとまっていると安心できますよね。
それには、事前に下地を入れておく必要があります。
丹羽アトリエの設計では、こういった場所には下地を入れる事。
一見しても見えない場所、隠れてしまう所こそ、ちゃんとできるかが問われます。
これも、経験からくる知識が蓄積されているかどうか、それを活かせるのかどうか。
大事な知恵だと思います。
-----今日エアコン取付工事をして無事に取付が完了しました。
たて貫下地は入っていてエアコン室内機を取付ける金具はしっかりと土壁に固定することが出来ました。
室外機はすぐ外の下屋に置こうとしましたがサイズが大きく、室内から室外機が見えて気になったので少し離れた場所に設置しました。
スッキリと室外機を設置する事が出来て良かったです。
無事に取付が出来て安心しました。-----
住まい手の方から連絡いただき、嬉しいです。