2014年 09月 24日
できるのか、できないのか
大変かなりしんどい気分の中、残念なお知らせがありました。
不幸があり、急遽のことなので、こちらもいろいろ予定を変更していく事になります。
「この事だったのかな」と連絡を受け取った後、つぶやくと、9歳児が心配して聞いてきました。
介護保険を使った住宅改修をされて後、状態が思わしくないためと、その時に「取り付けできない」と施工者から言われた手摺の取り付け、その他の工事を行いました。
「取り付けできない」、という言葉からはいろいろな意味合いを含みます。
たまたま、その施工者はウチではなかっただけのことではありますが、ちょっと考える事が多いです。
手摺の多くは、メーカーの製造した手摺受け金物との組み合わせを利用するものが多いです。
その金物等、一般的なものはホームセンターでも購入できます。
建物の場所によっては、下地がなくて取り付けできない、ということもあります。
「取り付けできない」この場合、無理な要望の為、責任が持てないため、施工できない、という意味合いかもしれません。
下地を入れなおして、施工しなおすということもできないわけではない、そういった場所もあります。
ただ、本当にできない、という場所もあるのも事実。
「取り付けできない」は文字通り、できないことになります。
できる金物を探す、ということで解決できる場合もあります。
あるメーカーでは、かなり種類があります。
真壁の柱のチリに効かせるタイプ、入隅で手摺が引っかからないように、形状が変形しているもの。
下地の状態で、出幅が調整できるタイプのものなど、さまざま。
この場合は、その知識が必要です。知っているか知らないか。探すか探せないかの違い。
今回の案件では、金物のセレクトで取り付け可能でした。
金物メーカーはTOTO。衛生陶器のあのTOTOです。意外でしょ?(笑
施工以外でも、イケるのかイケないのか。
できるのか、できないのか。
感じがいいように、と別のファクターももちろん大事。
総合的な意味を含んだ「できる、できない」。
出来なくて終わり、じゃないですから。
さて、予定変更に備えなきゃ。