2014年 02月 25日
押沢台の家 荒壁スタート。
泥コンの古いものをじっくり寝かせたやつです。
粘りが違います。
竹小舞は網戸のように格子になっています。格子の真ん中にまで泥が入るように、グイーっと入れ込むのです。
押し付けて伸ばす、という壁塗りの感覚とはちょっと違います。
そんな事、分かるのか?
と疑問に思った方、残念。(笑
ちゃんと試してみました。
のようですね。塗り込むのも違った技能が必要なようで、みなさん
そんな作業経験も少ない中で、受け継いでいくのも難しいのでは。
寝かせてワラが一部腐ると澱粉と繊緯とに分解。
繊緯が更に土に交じる事でより強度と粘りのいある土になるそうです。こういったのも先人の知恵。長年の経験から分かったことなんでしょうね。
技術を繋ぐ、おもしろそう、やりがい、だけでは繋がらないのも事実ですし。