2010年 12月 19日
年末恒例『大餅つき大会!』にむけての準備 道具あれこれ
約30臼、時間も8時~14時とつきっぱなしのものです。
もちろん石臼ときねでもって、ぺったんぺったんとやる感じ。かなりハードですよ。
ちなみにこれは昨年のもの。
釜戸で湯を沸かし、それでもち米を蒸すという、昔からあるやり方です。
っとそこで必要不可欠なのが、薪。
そうです、木端。
木造住宅でも以前ほどはこういった木材の木端が出ません。
既製品を使用すればなおのこと。
キットになっているわけですから、でるのは段ボールばかりです。
もしくは合板類。これは接着剤が燃焼する時に高熱を出し過ぎ、窯を痛めるので燃焼するのはお薦めできません。
ウチは既製品の仕様が殆んどないので、それなりに木端がでてきます。
今回ちょうど新築現場から大量に持ち込みました。
で、これを薪割りするのですが、その時の道具が、『ヨキ』。斧とはちょっと違います。
一方で、道具の整理をしていると、こんなものが!
そうです『斧』
一同に会してみると、こんな感じ。
見てください、この柄。グリップもちょうどいい具合にカーブが入っています。
ゴルフやるかた、参考に曲げてみたら?シャフト。(笑
斧とヨキの違いはカタチの違いにあります。
割るのを前提とした、『ヨキ』はぐいっと出っ張りがあり、パーンと割れるように。
一方の『斧』はいかに刃先を喰い込ませるか。スーッとした形状です。
ちなみに、枝をはらうものは、片刃。
いや―、コレクターですね~。
先代からですので、アシカラズ(笑
※御神木といったものは機械を使いません。そういった貴重な仕事も十分こなしますので、是非ご一報を!(笑