2010年 02月 23日
リフォームからみる近年の木造建築 材木
いろいろな仕上げ材をはがして、材木も取っていきます。
木の仕上げ、といっても、ここ30年ほどは、いわゆる外材が幅を利かせていました。
それは、地域的なこともあります。
この近辺、名古屋には国外からの輸入が来やすく、交通網も発達しているため、価格が安い物がどんどん入っているのでしょう。
この流れ自体は、変わりません。残念ですが。
一件のリフォーム、(8畳+3畳)の床を撤去した時の解体材です。
(左)床材 パイン 北欧 (右)枠材 アガチス 東南アジア
(左)根太 アピトン 東南アジア (右)天井下地 エゾマツ ロシア
(左)窓枠 ラワン 東南アジアorアマゾン (右)鴨居 スプルス(米唐桧) 北米
『木の家』、『伝統の木造文化』、『匠の技』といっている日本の現状です。