2010年 02月 18日
木材保護 サンプルつくり
いっぱい使いたい、ということですが、やはりメンテナンスも心配ですね。
今回の改装の現場でも、もともと外部に羽目板がありました。
その部分は、焼き杉。
木材の表面を焼く、炭化させることで、表面上に墨の層を作り、内部までの腐食を避ける、伝統的なやり方をしてあります。
一部外部も張替があるので、つくりました。
やり方は、ガスバーナーで表面を焦がし、ワイヤーブラシでこすります。
ゴーっと焼くのは結構面白い。(笑
彫が深くなるのは、杉の中でも白太と呼ばれる部分ですが、外部なので、赤身の材を使用します。
なので、意外と彫は深くないです。
赤と白、違いは大きい。
ちなみに、赤色のグッズが身の回りに多いのに、ふと気がつきました。
携帯、ジャンバー、お気に入りの筆記用具、etc。
話がズレてきた・・・。
木材保護は塗料でもあります。
浸透させえるか、それとも膜をつくるのか。
内部外部とも、サンプルです。
艶のあるないはイメージで違います。
艶のないものが、内装には適しています。
スッと落ち着くんですね。
光を反射するのは緊張します。
サンプルつくるのも、大事な仕事です。
ちなみに、サンプルでは同じものを塗料や塗る回数で違いが出ています。
お気に入りはどれになりますか?
そんな選び方も面白いですね。おすすめは、それなりに裏打ちされたものがあります。
それだけに、こちらのセンスを磨く必要がありますね!
ありがとうございます。ともに育ちましょう。
なんだか、樹木みたいですね
樹木のように、幹が太くて、枝がいっぱいあれば、きっと花も咲き、鳥も訪れ、実もいっぱいできます。
なんか、違う話になってきた・・・(笑